ドイツに留学してドイツ語を学ぼうと思った時、ドイツ人の家庭に滞在するホームステイは、学生寮に滞在する場合やルームシェアをするとは違うメリットがあります。
限られた期間でドイツ語を習得するには、授業時間以外もできるだけドイツ語を話す方が望ましいのは言うまでもないですが、学生寮やルームシェアのような集団生活ではなかなか難しいことがあります。
ホームステイなら滞在先の家族との交流を通してドイツの生の文化に触れることができますし、落ち着いた雰囲気の中で家族で食卓を囲みながらの会話は、ドイツ語上達には絶好の機会です。
ホームステイで外国人の学生を受け入れようという家族は、金銭目的でない限り、異文化に興味津々の人が多いものです。ホームステイをきっかけに帰国後も交流が続くようなら、生涯の友人をドイツに持てるかも知れません。ドイツの多くの語学学校がホームステイを推奨しているのには、このようなホームステイならではのメリットがあるからです。
日本人はドイツ語に自信がないと口数が少なくなるようです。せっかくホームステイをしても、ずっと押し黙ったままではもったいないですよね。
ドイツ語を間違えたらどうしようと気にしてホームステイ先で部屋に閉じこもっていたり、自分からホストファミリーに話しかけないようでは、ホームステイを受け入れた家族も悲しい気分になるのではないでしょうか。勇気を出して、積極的にドイツ語で会話するように心がけましょう。日本について質問されることに備えて、予めドイツ語の表現や単語を調べておくのもいいかも知れませんよ。
ホームステイとは、お客としてそこに滞在するのではなく、家族の一員として生活することです。食後の後片付けなどホームステイ先の家事を積極的に手伝ったり、自室は自分で掃除したりするようにしましょう。
ドイツでは日本ほど頻繁に洗濯しませんし洗濯方法も異なりますが、ホームステイ先のやり方に合わせるようにしましょう。食事の時は、おいしかったとはっきり言うことも大切です。初めて見る料理なら、材料や調理方法を尋ねることも会話のいいきっかけになります。もしかしたら夕食はパンとソーセージやハム、チーズだけの冷菜のようなメニューかも知れません。ドイツでは夕食には暖かいものを食べない家庭もありますから、自分はホームステイ先で冷遇されている、と心配する必要はありません。
入浴もドイツではお湯の使い過ぎに注意しましょう。シャワーで簡単に済ますドイツ人が多いので、日本式に毎晩たっぷりのお湯に浸かると、ボイラーの容量によっては食器洗い機に使うお湯がなくなってしまうこともあり得ます。生活習慣の異なるドイツでホームステイをすることは最初は気苦労があるかも知れませんが、それだけ得るものも大きいので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。